TOPCOLUMN整骨院で残業や休日出勤が当たり前な6つの理由!労働環境を改善するコツを解説

整骨院で残業や休日出勤が当たり前な6つの理由!労働環境を改善するコツを解説

「毎日残業続きで長時間労働が当たり前になっている」
「土日も平日と変わらず働いていて休みが取れない」

このように仕事とプライベートのバランスが取れていない柔道整復師の方も多いのではないでしょうか。

今回は整骨院業界で残業や休日出勤などの問題が発生する原因について詳しく解説します。

今の労働環境を良しとするのではなく、より良い環境に転職することも一つの手段です。

具体的に残業や長時間労働が発生してしまう原因についてみていきましょう。

1.整骨院が厳しい労働環境になる理由

整骨院で働く上で、厳しい労働環境になってしまう原因は以下の6つの理由が主に挙げられます。

労働環境問題が発生する原因

  • 手書きの施術録の作成
  •  療養費支給申請書の作成
  •  営業時間外の勉強会や練習の半強制参加
  •  休日のトレーナー活動の半強制参加
  •  取りづらい有給休暇や育児休暇
  •  拘束時間が長い

順に説明します。

(1)手書きの施術録の作成

施術録とは、整骨院で施術を行った施術の根拠となる重要な書類です。

患者の診療履歴や治療内容等などの情報を記載することが求められます。

こうした施術録を基に、療養費支給申請書が作成されます。

施術録のない療養費支給申請書は、根拠のない請求とみなされ不正請求と判断される恐れがあります。

そのため整骨院は施術録は丁寧に記載する必要がありますが、これが手書きの場合、かなりの時間を要します。

記載内容についてもかなり多くの項目があるので迅速に記入できず、日々の業務に追われてしまうことが考えられます。

その結果、施術録の記入のために残業が増える可能性があるのです。

(2)療養費支給申請書の作成

療養費支給申請書(いわゆるレセプト)は、施術録同様、事実に基づいた正確な情報を記入することが求められます。

日々の業務や施術録の記載があるため、通常の業務内で療養費支給申請書を作成することは困難な場合が多いです。

さらに、申請書の作成は締切が設けられている場合が多く、スケジュールの制約が加わります。

このような状況から、残業が当たり前になったり、休日出勤が必要になることがあります。

(3)営業時間外の勉強会や練習の半強制参加

勉強会や施術練習を休憩時間や営業時間外に実施する整骨院も少なくありません。

完全自由参加と採用時には説明がある整骨院でも、実際は上司からの誘いに対して断りづらく、半強制参加のような形が見受けられます。

また、整骨院によっては営業時間後の練習が当たり前になっていたり、昼休憩時間も練習が当たり前という風土が出来上がっている整骨院もあります。

休日でも「休んでいて大丈夫なの?まだこれもできていないのに明日、休むの?」などと上司や先輩から言われ、休日に練習のためにボランティア出勤することも見られます。

上司との関係を悪くしたくない、評価を下げたくないといった不安により、勉強会や練習会への参加のため時間外の残業や休日出勤をしてしまうようです。

(4)休日のトレーナー活動の半強制参加

休日にも業務に対する献身的な姿勢を示すことを重視する整骨院も中にはあります。

こうした整骨院では上司が自ら率先して休日のトレーナー活動に参加したり、部下に対して積極的な姿勢を示すことが求められます。

「上司が参加しているとなると部下も参加しなければならない」といった無言の圧力が生まれ、上司からの誘いに対して断りづらくなってしまうようです。

(5)取りづらい有給休暇や育児休暇

小規模な整骨院やスタッフ数が限られている場合、人手不足や忙しさにより、有給休暇や育児休暇を取ると他のスタッフに負担がかかってしまいます。

また、整骨院は患者の来院時間に合わせて勤務シフトを組む必要があるため、スタッフ間のシフト調整が複雑で、有給休暇や育児休暇の取得が難しい場合があります。

そのほかにも、有給休暇や育児休暇が取りにくい雰囲気の職場が多い業界と言われています。

(6)拘束時間が長い

整骨院の就業時間は、時間外の残業や練習なども含め拘束時間が長くなる傾向にあります。

11時間以上の拘束時間は当たり前な整骨院も多く、休憩時間の確保はされるものの、中には休憩時間に練習や勉強会をする企業もあります。

更に、業務終了後に勉強会や施術練習が行われる場合も多く、帰宅は毎日22時以降や終電間際になります。

そのような企業ほど、早朝練習や早朝勉強会など、翌日の出勤は無駄に早く来なければいけないという場合も多いです。

このように出勤から時間外作業の拘束時間が長く、プライベートの時間の確保がなかなか困難に感じられます。

2.労働環境を改善するためには

毎日残業続きだったり、労働環境が悪い整骨院では、なかなか環境が変わりません。

「いつか改善するかもしれない」と期待して働き続けても一向に改善されないことも。

労働環境がずっと悪いままだと感じられたら、転職を考えるのも一つの手です。

いまの整骨院をすぐに辞めるのではなく、転職に関する情報を入手しつつ、働き続けるのも良いでしょう。

最初のステップとしては、整骨院業界に明るい転職エージェントに相談することをおすすめします。

現時点での経歴から転職可能性があるのか、労働環境が良くなる余地があるのかといったことを教えてもらえるでしょう。

まとめ

整骨院の労働環境には様々な問題点が存在するため、整骨院で働くスタッフはプライベートの時間を確保することが難しい方が多いようです。

労働環境にストレスを感じることも多いでしょう。

上記のような悩みを持つ方は無理してその院で働き続ける必要はありません。

ワークライフバランスを見直し、快適な職場環境でのキャリアアップを目指すために転職を検討してみましょう。

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