【転職を決意した瞬間は?】柔道整復師が転職する理由を解説!
「転職に興味があるけれど、なかなか踏ん切りがつかない…」
「実際に転職した人は、どんな理由で決断したのだろう」
柔道整復師として働く人の中には、転職に興味があるもののなかなか決断ができない方がいるのではないでしょうか。
本記事では、柔道整復師の方が転職を決意した瞬間や、その理由などを解説します。
読者の方にとって本記事が、柔道整復師として新たなキャリアにステップアップできるように役に立つと幸いです。
1.給与や評価制度に不満を感じたため
柔道整復師が転職を決断する理由の1つ目として、給与面などの待遇に不満を感じていることがあげられます。
整骨院の中には手当やボーナスがない企業が多く、従業員の給与水準が実質的に低い場合があります。
もしあったとしても名ばかりの歩合額やボーナス支給額という場合があります。
整骨院での求人票は月収での記載が多く、月給に惹かれ入社するも、昇給やインセンティブ制度、ボーナスや各種手当などが無く、年収では他社の同期より低いというのはよくあることです。
また、成長に応じた報酬制度が不十分であり、従業員の年収が長期間あまり上がらないというケースも見られます。
初任給の月給が高い会社ほど、その傾向は強くなります。
たとえ院長などの責任職に就いた場合でも、適切な報酬が得られないまま残業時間は大幅に増加、責任は重大という場合があります。
従業員の成果や貢献度に応じた報酬が得られないため、経済的な不安やモチベーションの低下などが理由になり、転職を決断したという声も見られます。
2.福利厚生に不満を感じたため
福利厚生に不満があり、転職を決断したというケースもよくあります。
多くの個人経営整骨院で従業員が正規の雇用形態や社会保険への加入が行われていないケースが見られます。
これは、正規雇用で採用すると社員が支払う社会保険料の半分を会社が会社が負担しなければいけないためです。
その場合、社会保険未加入の従業員は個人で国民健康保険料を納める形になる為、負担が大きくなります。
また、有給休暇や育児休暇、産前産後休暇が取得しにくいという声も多いです。
忙しい診療業務や人手不足により、有給休暇の取得が難しく、従業員の健康やワークライフバランスに悪影響を及ぼす可能性があると問題視されています。
育児休暇取得に対する社内の理解が不足しているため、取得し辛い雰囲気が会社内に蔓延しており、取得したくても難しいケースも見られるようです。
さらに、交通費や社員駐車場などは個人負担という声も聞かれます。
従業員が自腹で交通費、駐車場代などを賄わなければならず、駐車場は個人で探し契約するケースが存在しています。
これらのような福利厚生の不十分さが理由となって、転職を決断したということもあるようです。
3.ノルマ制度
整骨院業界として働く上で個人の売上ノルマが存在し、患者の治療よりもノルマ達成に焦点を置く環境が不満につながっているようです。
整骨院業界の競争激化によって収益を確保するためにノルマ制度が導入されることがあり、ノルマ達成のために不必要な治療提案が行われる原因とされています。
多くの柔道整復師は患者のために尽力したいと志して整骨院などに就職しますが、入社後にノルマ達成が重要視される環境であると知り、やりたいことと求められることのギャップに不満を抱く方もいます。
そのため、柔道整復師たちが本来の志望動機とは異なる方向に向かって働くことに疑問を抱くことがあるようです。
4.残業や休日出勤
一部の整骨院では残業や休日出勤が多く、転職を決意する理由になっているようです。
整骨院に勤務する柔道整復師たちが直面している残業や休日出勤問題の理由として、以下の点が挙げられます。
- 施術録や療養費支給申請書の作成による時間浪費
- 勉強会や練習会などの半強制参加
- 休日のトレーナー活動の半強制参加
施術録を手書きで行ったり、煩雑な内容を含む療養費支給申請書の作成に時間がかかり、残業などにつながっていることがあります。
特に療養費支給申請書には締切があるため、スケジュール的な制約が加わることもあります。
また、上司や組織が営業時間外にも勉強会や練習を設定する場合があり、断り切れずに時間外の残業や休日出勤につながってしまうことも。
同様の理由で休日にトレーナー活動などの参加が強く希望されることもあり、時間外の活動が必要になるケースが見られます。
営業時間外の活動や練習によって勤務時間が長くなってしまい、プライベートの時間を確保するのが難しいという声が多いです。
5.技術力の向上やスキルアップができない
柔道整復師としてのスキルや技術力の向上ができずに、不満を感じて転職するケースもあります。
整骨院で働く柔道整復師たちの技術力向上不足の背景には、以下のような要因が挙げられています。
- 教育体制の違い
- 勉強会の質
- マッサージ技術に偏重し、治療技術が学べない
整骨院や会社によって教育体制や研修内容が異なるため、スタッフの学ぶ内容や成長のサポートに差が出ることがあります。
研修制度が整備されていない場合は簡単な練習だけで不安な状態のまま患者の施術に入るなど、技術向上に時間がかかってしまうケースが多いです。
また勉強会の内容が雑談や売上に関するものが多くなっていまい、治療技術に直結する内容や保険請求の手続きなど、専門知識に関する勉強会が開催されにくいとも言われています。
整骨院の方針によっては治療の技術ではなく、マッサージ技術の向上が重視される傾向があり、治療技術の勉強会が不足することがあります。
これらの要因により柔道整復師たちの技術の向上が進まず、レベルアップができないことから転職を決意するケースもあるようです。
まとめ
柔道整復師が転職を決意した瞬間やその理由について解説してきました。
実際に転職した人の中には、以下のような背景があるようです。
- 給与や評価制度に不満を感じたため
- 福利厚生不足
- ノルマ制度
- 残業や休日出勤
- 技術力の向上やスキルアップができない
今の職場に上記のような不満を持っている方は、転職を検討してみてはいかがでしょうか。
適切な職場選びにより働き方や待遇に対する不満を解消し、より充実したキャリアを築くことができるでしょう。
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